写真流出報道以降、夏目三久を取り巻く局内の空気は一変しました。日本テレビ上層部はスポンサーへの配慮や視聴者からの抗議を恐れ、彼女をレギュラー番組から次々と外す決定を下します。『おもいッきりDON!』の司会を突如降板させられ、その後は早朝番組や深夜の単発ナレーションなどに追いやられることとなりました。
当時の報道各社の取材データを総合すると、局内では「スキャンダルを起こした女子アナ」というレッテルが貼られ、アナウンス室内でも孤立を深めていたと伝えられています。アナウンサーとしての矜持と将来を奪われた夏目三久は、精神的な限界を迎えながらも決して公の場で愚痴や弁解を口にすることはありませんでした。
そして2011年1月31日、日本テレビを正式に退社。表向きは「個人のステップアップのための退社」と発表されたものの、実質的には局側の冷遇措置と居場所の喪失に伴う事実上の追放であったというのが当時のメディア関係者の一致した見解です。26歳の若さで一度はキャリアの断絶を余儀なくされた彼女でしたが、この苦汁を舐めた経験がその後の驚異的なキャリア再構築への原動力となっていきます。