2010年7月、渋谷1丁目の美竹通り沿いにオープンした「ON THE CORNER」は、アメリカンダイナーの無骨さと東京の洗練されたストリートカルチャーが融合した唯一無二の空間でした。店内に併設されたコーヒースタンド「BEAR POND ESPRESSO」やこだわりのバーガーショップ「NO.8 WIRE」とともに、約9年間にわたり渋谷のカルチャーハブとして君臨していました。
そんな同店が2019年7月に閉店を発表した際、SNS上では「経営不振なのか」「賃料高騰による撤退か」といった憶測が飛び交いました。しかし、関係者の証言や当時の発表資料によると、直接的な閉店理由は「入居ビルの老朽化に伴う解体・建て替え計画」および定期借家契約の満了でした。連日満席が続いていた最中でのクローズであり、惜しまれながらの発展的終了だったことが分かっています。
その後、渋谷駅周辺の大規模再開発プロジェクトが進行する中、2026年に開業したランドマーク「RAYARD MIYASHITA PARK」のサウスエリア3階へ移転。「ON THE CORNER Shibuya」として実質的な復活を果たし、旧店舗のエッセンスを残しながら現代的なネオダイナーへと進化を遂げました。