ザ・タイガース『僕のマリー』伝説の真相と軌跡【徹底解剖】

ザ・タイガース『僕のマリー』伝説の真相と軌跡【徹底解剖】

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ザ・タイガースの結成は、1965年の京都にまで遡ります。リーダーの岸部修三(サリー/現・岸部一徳)、森本太郎(タロー)、瞳みのる(ピー)、加橋かつみ(トッポ)の4名が結成したバンド「サンダース」に、ダンス喫茶「田園」で圧倒的な存在感を放っていた沢田研二(ジュリー)がボーカルとして合流し、伝説の母体となる「ファニーズ(The Funnys)」が誕生しました。

米軍キャンプやジャズ喫茶でローリング・ストーンズなどの洋楽R&Bをカバーし、関西随一の実力派バンドとして名を馳せていた彼らの運命を大きく変えたのが、ロック界のレジェンド・内田裕也氏によるスカウトです。内田氏の熱烈な推薦を受けた大手芸能プロダクション・渡辺プロダクション(ナベプロ)のマネージャー陣が京都へ足を運び、彼らのステージを観て即座にスカウトを決断しました。

1966年秋、夢を抱いて夜行列車で上京した5人は、フジテレビの人気音楽番組『ザ・ヒットパレード』のディレクターを務めていた作曲家・すぎやまこういち氏と運命的な対面を果たします。すぎやま氏は彼らの類まれなルックスと瑞々しい音楽性に直感的なスター性を見出し、関西出身であることやプロ野球球団にちなんで「ザ・タイガース」と命名。ここに、日本音楽史を揺るがす伝説のグループが正式に産声を上げたのです。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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