胃の回復期には、炎症を抑えつつ粘膜を再構築する栄養素が必要です。スーパーや家庭で選ぶべき食材のガイドラインを整理しました。
1. 胃粘膜を保護・修復する救済野菜
- キャベツ:胃潰瘍治療薬の成分としても知られる「ビタミンU(キャベジン)」が豊富。胃粘膜の新陳代謝を促進します。生食ではなく、スープや煮浸しにして柔らかく加熱して摂取します。
- 大根・かぶ:デンプン分解酵素である「ジアスターゼ(アミラーゼ)」を含み、消化を強力に助けます。熱に弱いため、弱火でさっと煮るか、すりおろし(大根おろし)をだし汁に混ぜて温めるのが効果的です。
- 長いも・里芋・オクラ:特有のぬめり成分(水溶性食物繊維・ムチン様物質)が胃粘膜を覆い、胃酸の直接刺激から保護します。
2. 胃に優しい肉と魚の選び方
- 肉類:脂身の多いバラ肉やロース肉、牛脂・豚脂は厳禁。鶏ささみ、皮なし鶏むね肉、豚ヒレ肉など、脂質100g中3g以下の部位を選びます。
- 魚類:青魚(サバ・イワシなど)は良質な油を含みますが、胃が弱っているときは消化に時間がかかります。タラ、ヒラメ、タイ、カレイなどの白身魚や、脂を抜いた鮭が推奨されます。