池江璃花子選手(2000年7月4日生まれ、東京都江戸川区出身)は、淑徳巣鴨高校時代から数々の日本記録を打ち立て、日本女子競泳界のエースとして君臨してきました。2026年春に日本大学を卒業後、競技活動に専念できる環境として横浜ゴムと所属契約を締結。国内の整った環境に甘んじることなく、同年秋からオーストラリア・ゴールドコーストへ練習拠点を完全移行させました。
彼女が師事するのは、オーストラリア競泳界のレジェンド指導者であるマイケル・ボール(Michael Bohl)コーチです。同コーチはエマ・マキーオンら数々の五輪金メダリストを育て上げた世界的名将であり、その指導は徹底したハードワークと科学的な乳酸耐性トレーニングで知られています。報道陣の取材に対し、池江選手は「日本にいて居心地の良い環境に留まるよりも、世界で一番厳しい環境に身を置かなければ、失われた全盛期のスピードを取り戻すことはできない」と語り、単身異国の地に飛び込む覚悟を露わにしました。
2026年現在、現地での生活は完全にアスリートファーストで構築されています。英語でのコミュニケーション、自炊を含む徹底した栄養管理、現地の屈強なスイマーたちと連日鎬を削る水中練習により、病気療養で一度リセットされた筋肉量とパワーは著しい回復を見せています。