お風呂場で最も多い失敗が、シャンプーやコンディショナーの成分がピアスホール周辺に残留し、化学的刺激によって接触性皮膚炎やアレルギー反応を起こすパターンです。入浴時は洗う順番を徹底してください。
基本的な入浴手順は「頭髪(シャンプー・トリートメント)→ 体 → 最後にピアスホールの泡洗浄」の順で行います。髪を洗う際は、シャワーの流水が直接ピアスに強く当たらないよう、顔をやや斜めに向けて背中側から流すのが安全です。すすぎ残しをゼロにするため、耳の裏側や溝までしっかりとシャワーのお湯を行き渡らせます。
続いて、ピアスホールの石鹸泡洗浄を行います。手順は極めてシンプルです。
- 低刺激性の固形石鹸や弱酸性ボディソープを、洗顔ネットなどを使ってキメの細かい弾力のある泡に泡立てる。
- 泡を両耳のピアスホールの表側と裏側にたっぷりと乗せる。
- ピアスを回したり前後に動かしたりせず、泡を乗せたまま20〜30秒ほど放置し、泡の界面活性力で皮脂汚れや浸出液を浮き上がらせる。
- 38度前後のぬるま湯のシャワー(弱めの水圧)を1分間ほど当て、泡と汚れを完全に洗い流す。
お風呂から上がった直後の水分管理も完成度を左右します。濡れたまま放置すると、皮膚のバリア機能が低下して雑菌が繁殖しやすくなります。タオルで患部をゴシゴシ拭くと繊維がピアスに引っかかり、ホール内部の新しい皮膚を傷つけてしまうため、清潔なティッシュやペーパータオルで耳を挟むようにして優しく水分を吸い取ってください。
仕上げにドライヤーの「冷風」を数十秒間あてて完全に乾燥させます。温風を使うと金属ピアス自体が熱を持ち、火傷やうっ血の原因になるため、必ず冷風モードを選択してください。