大晦日から元旦にかけて開催される最終日(DAY4)の白眉といえば、午前0時の新年カウントダウンを担当するカウントダウンジャパン 年越し アーティストの存在です。アースステージにおける年越し枠は、その年の音楽シーンを象徴し、かつ数万人の大合唱を巻き起こす圧倒的な求心力を持つトップランナーのみに許された聖域と言えます。
歴代の傾向を振り返ると、フェスシーンを長年牽引してきた重鎮ロックバンド、あるいはその年にメガヒットを記録したアリーナクラスのアーティストが重責を担ってきました。23時30分頃からスタートするこの枠は、年越しの瞬間を跨いで深夜0時30分前後まで約60分間に及ぶ特別なロングセットが組まれることが多く、照明演出や特効(キャノン砲・銀テープ)も最高峰のスケールで展開されます。
しかし、玄人フェスファンを毎年悩ませるのが、アースステージの年越しと完全に重複するCDJ ギャラクシーステージ タイムテーブルの深夜アクトです。ギャラクシー側には、深夜帯の熱狂を生み出すダンスロックバンドやフロア直結型のエレクトロアクト、あるいは熱狂的なコアファンを抱えるカリスマ的アーティストが配置される傾向があり、「どちらで年を越すべきか」という究極の選択を迫られることになります。