愛知県内に存在する2つの空港は、管轄・立地・就航路線において役割が明確に分担されています。ネット上の予約サイトで「名古屋」と検索した際、両空港の便が混在して表示されるケースがあるため、まずはそれぞれの根本的な違いを押さえておく必要があります。
中部国際空港セントレア(空港コード:NGO)は、2005年の愛知万博に合わせて開港した24時間運用可能な国際拠点空港です。大手航空会社(ANA・JAL)をはじめ、スカイマーク、ジェットスターなどのLCC、さらにアジア・欧米・中東を結ぶ国際線が多数発着しています。一方、県営名古屋空港(空港コード:NKM)は、セントレア開港前の旧名古屋空港(小牧)の設備を活用し、地域航空会社であるFDA(フジドリームエアラインズ)が単独で国内地方路線を運航しています。
公式の運航データによると、2026年時点においても県営名古屋空港には国際線の就航はありません。パスポートを携えて海外へ渡航する場合や、北海道・沖縄・福岡などの主要幹線をLCCや大手キャリアで移動する場合は、セントレアの利用が基本となります。