世界一大きい猫の正体とは?ギネス記録123Cmの衝撃と巨大化の真相

世界一大きい猫の正体とは?ギネス記録123Cmの衝撃と巨大化の真相

世界一大きい猫の正体とは?ギネス記録123Cmの衝撃と巨大化の真相とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

ギネス世界記録(Guinness World Records)における「世界一長い猫(Longest cat)」部門で、歴代最長記録として語り継がれているのが、アメリカ・ネバダ州に暮らしていたメインクーンの雄「スチューイー(Stewie、本名:Mymains Stewie Gilligan)」です。2010年8月に公式認定されたそのサイズは、鼻先から尻尾の先端までで全長123cm(48.5インチ)に達し、一般的な成人女性の腰の高さに迫る驚異的な体長を記録しました。

スチューイーは巨大な体躯だけでなく、セラピードッグならぬ「セラピーキャット」として地域の高齢者施設を訪問するなど、穏やかな性格でも広く親しまれました。残念ながら2013年に悪性腫瘍のため世を去りましたが、その公式記録はいまだ破られていません。

一方、存命中の「世界一長い猫」としてギネス公式認定を受けて世界的な脚光を浴びたのが、イタリアに暮らすメインクーンの「バリベル(Barivel)」です。2018年5月の測定時に体長120cmを記録し、世界一長い猫として王座に君臨しました。飼い主のSNSでは、特注のベビーカーに乗ってお散歩を楽しむ姿が公開されるなど、その規格外のスケールが世界中で反響を呼んでいます。

また、体長ではなく「体高(背中の高さ)」の部門においては、野生のサーバルキャットとイエネコの交配種であるサバンナキャットが記録を塗り替えてきました。アメリカ・ミシガン州の「アークトゥルス(Arcturus)」が記録した体高48.4cmや、その同居猫である「フェンリル(Fenrir)」が保持する体高47.83cmは、中型犬に匹敵する並外れたサイズ感を誇ります。

なお、かつて存在した「世界一重い猫」の記録としては、1986年にオーストラリアで認定された体重21.3kgの「ヒミー(Himmy)」が知られています。しかし、過度な給餌による動物虐待を防ぐという倫理的観点から、ギネスワールドレコーズは体重部門の公式公募・認定を永久に廃止しました。現在認定されているのは、健康的な骨格に基づく「体長」や「体高」の記録のみとなっています。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。