大会直前に発表された全国都道府県対抗男子駅伝 区間エントリーは、駅伝ファンの熱い議論を呼びました。7つの区間には明確な出場資格が定められており、1チームの構成は高校生3名、中学生2名、大学・社会人2名と厳密にルール化されています。
今大会の全国都道府県対抗男子駅伝 注目選手一覧を見渡すと、新春の箱根駅伝で名を馳せたスターランナーたちがそのまま郷土のユニフォームに袖を通し、3区(8.5km)や最長区間の7区(13.0km)にエントリーされていました。特に3区は、広島市街地を駆け抜ける平坦なコースでありながら、実業団のトップ選手と大学駅伝の主力が真っ向勝負を繰り広げる前半の最大の見せ場です。
一方、現場の指導者たちが口を揃えて「最もオーダーの妙が出る」と語るのが、つなぎの4区(高校生・5.0km)と5区(高校生・8.5km)の配置です。全国高校駅伝(都大路)で好走した強豪校のエースを1区に置くのか、それともアップダウンの激しい後半の5区に温存するのか。この指揮官の決断が、レース後半の順位変動にダイレクトな影響を及ぼしました。
また、中学生区間である2区と6区(各3.0km)には、全日本中学校陸上競技選手権などで頭角を現したダイヤの原石が集結。大人顔負けのフォームと果敢な突っ込みを見せる中学生ランナーたちの躍動は、各都道府県の未来の長距離界を占う貴重なショーケースとなりました。