Q1:昔の長者番付は誰でも税務署で見ることができたのですか?
A1:はい、誰でも自由に閲覧可能でした。公示期間中、税務署の掲示板や閲覧台に所得税額1,000万円を超えた納税者の「氏名・住所・税額」がファイルされて置かれており、身分証明書の提示などを求められることもなく、自由にメモを取ることができました。
Q2:芸能人で歴代もっとも多く納税した人物は誰ですか?
A2:単年度の公表所得税額としては、音楽プロデューサーの小室哲哉氏が1996年分で納付した約11億7,000万円(推定所得約23億円)が歴代芸能・音楽関係者の中でトップクラスの記録とされています。通算の安定性では、ビートたけし氏や石原裕次郎氏が長期にわたり莫大な金額を納め続けました。
Q3:現在、日本で一番のお金持ちを知る方法はないのですか?
A3:国税庁による公的な納税額ランキングは存在しません。現在メディアで報じられるランキングは、米経済誌『フォーブス』や『ブルームバーグ』が、上場企業の有価証券報告書に記載された保有株式数や株価時価総額、不動産情報などを基に独自に資産規模を算出した「推計富豪ランキング」のみとなっています。
Q4:高額納税者ランキングが将来復活する可能性はありますか?
A4:復活する可能性は極めてゼロに近いと考えられています。個人情報保護法が完全に社会に定着したこと、公表が強盗や特殊詐欺などのターゲット選定に直結する治安上のリスクがあること、さらにマイナンバー制度導入によって国税庁が国民の所得を電子的に完全把握できるようになったため、一般公開する行政上の合理的理由が存在しないからです。