福山エリアといえば、全国区の知名度を誇る広島大学附属福山中・高等学校が存在する屈指の文教地区だ。だが近年、公立・市立の福山高校群が見せる進路実績の躍進には目を見張るものがある。その推進力となっているのが、総合型選抜や学校推薦型選抜における圧倒的な強さだ。
暗記型の知識量ではなく、自ら問いを立て、地域や企業を巻き込んでプロジェクトを完遂させた泥臭い実績。それらが大学側の面接官や研究者から極めて高い評価を獲得している。難関国立大学や海外大学への合格者が伸びている背景には、小手先の受験テクニックではない「質の高い探究活動」の蓄積がある。