スマートフォンの専用アプリを起動して園内を歩くと、新しい発見が次々と飛び込んでくる。各展示エリアに設置された超指向性ビーコンとAR(拡張現実)技術により、目の前にいる動物の「今」の状態がリアルタイムで画面に表示される仕組みだ。心拍数や、今日の食事メニュー、さらには担当飼育員によるマニアックな観察メモまでがスクロールされる。
「あ、今は昼寝の時間だけど、実は頭の中でこんなことを考えているのかも」といった、動物との距離を一気に縮めてくれる仕掛けが満載だ。紙のパンフレットを廃止し、デジタルに移行したことで、環境への配慮と情報アップデートの迅速さを両立させている。