首都圏の中学受験戦線において、立教新座中学校は1月埼玉入試の最重要拠点として不動の地位を築いています。大手進学塾の公開偏差値データ(四谷大塚・日能研・SAPIX)を見ると、偏差値56〜61(四谷大塚基準)の難関帯に位置しており、1月入試の前哨戦として都内難関校志望者が腕試しに集うだけでなく、熱望する第1志望層が分厚い壁を形成しています。
2026年の入試日程は、例年通り第1回入試が1月25日、第2回入試が2月上旬(2月2日頃)に設定されています。第1回入試は埼玉本校だけでなく他大学受験組の併願先としても機能するため、実質倍率は約2.2倍〜2.5倍前後で推移する一方、都内入試が本格化する2月の第2回入試は募集定員が少ないことから実質倍率4倍を超える激戦となる年が珍しくありません。
過去問演習における合否の分かれ目は、標準的な難易度を確実に得点する正確性と、男子校特有の長文読解・記述力にあります。算数は奇をてらった難問よりも思考プロセスを問う良問が多く、確実な計算力と図形問題の処理速度が不可欠です。また、多くの受験生が胃を痛める繰り上げ合格(補欠連絡)の実態について、学校関係者の証言やこれまでの追跡データによると、都内2月校(開成、麻布、慶應普通部、早稲田など)の合格発表と手続き期限が重なる2月3日から5日頃にかけて、出願書類に記載された緊急連絡先電話番号へ直接連絡が入るケースが集中します。
一方、高等学校からの入学ルートである高校募集(推薦入試・一般入試)も見逃せません。中学校からの内進生約250名に対し、高校からの高入生は約60〜70名募集されます。推薦入試では中学校長からの高い評定平均(内申点)に加えて部活動や特技の実績が厳しく精査され、一般入試では駿台模試などで偏差値60以上を安定して叩き出すハイレベルな学力が求められます。