ごまっとうを語る上で避けて通れないのが、デビュー当時から囁かれていた「不仲説」です。メディア用の演出ではなく、現場レベルでどのような空気が流れていたのか、近年のテレビ特番やYouTube対談で語られた一次証言から実態が浮き彫りになっています。
後藤真希と藤本美貴が後年の対談で明かした証言によると、当時の楽屋は「一言も言葉を交わさない異様な緊張感」に包まれていたといいます。メイク室の鏡越しに視線がぶつかり合い、挨拶以外の会話が一切成立しない現場だったと振り返っています。
藤本美貴は「お互いにソロとして絶対に負けられないというプライドがあった。仲良く馴れ合うような雰囲気では到底なかった」と語り、後藤真希も「それぞれが背負っているものが大きすぎて、ピリピリしていたのは事実」と認めています。当時10代後半から20歳前後の若さでトップに君臨していた3人だからこそ生じた、極限のプロ意識とライバル心が「不仲」という形で表出していたのが実態です。