冷凍保存の成否を分ける最初の関門が下処理です。かぼちゃの傷みは中心部にある「種とワタ」から始まります。ワタ部分は水分含有率が90%以上と極めて高く、放置すると冷凍庫内でも酸化や異臭、カビの原因になります。
まずスプーンを使い、実のオレンジ色の部分がわずかに削れるくらい深めに種とワタをくり抜きます。水分が残っていると霜がつきやすくなるため、ペーパータオルで断面の余分な水気を丁寧に拭き取る工程を惜しんではいけません。
続いて重要なのが用途に応じたカット方法です。硬いかぼちゃを安全に切るには、丸ごとならラップをして電子レンジで1分ほど温めると包丁が入りやすくなります。煮物用には3〜4cm角の乱切り、炒め物用には5mm厚さのスライス、スープやペースト用には小さめの角切りにするなど、あらかじめ調理シーンを想定して切り分けておくことが調理の時短につながります。