みずほ銀行の各種手数料をゼロにする中核エンジンが、入会金・年会費無料の会員制サービス「みずほマイレージクラブ」です。このサービスに登録したうえで、銀行が定める条件を満たすことで「うれしい特典」と呼ばれる優遇が付与されます。
最大の関門となる判定条件ですが、すべての前提としてインターネットバンキング「みずほダイレクト」の契約・利用が必須となります。通帳レスの「みずほe-口座」を利用しているか、もしくはみずほダイレクトへ定期的にログインしている状態を維持しなければ、どれほど預金があっても特典の対象外となる点には注意が必要です。
そのうえで、以下のいずれかの条件を満たすことで、優遇ステージが確定します。
- 資産運用残高または預金残高:前々月末時点の預金・投資信託などの合計残高が30万円以上(または資産運用商品残高の保有)。30万円以上の資産残高を満たすことで、みずほ銀行およびイオン銀行ATMの時間外手数料がいつでも無料になります。
- 給与受取またはカード利用:前々月に給与の受取口座として指定されているか、あるいは「みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)」のクレジット利用・デビットカード利用実績がある場合。これによりコンビニATMの無料回数が毎月1回〜付与されます。
- NISA口座または投資性商品の保有:新NISAを含む投資信託や外貨預金の残高がある顧客、あるいは住宅ローン利用者は上位ステージに位置づけられ、コンビニATM手数料の無料枠が月最大3回まで拡張され、みずほダイレクトからの他行宛振込手数料が月最大3回まで無料化されます。
重要なのは「前々月の実績が、翌月第1営業日から翌々月第1営業日前日までに適用される」というタイムラグの存在です。「今月口座にお金を入れたから、明日コンビニでタダで下ろせる」というわけではありません。判定ロジックを理解していない層が「条件を満たしたはずなのに手数料を引かれた」と憤慨する原因の多くは、この翌々月適用のズレにあります。