現在のトレンドは、従来の「アメカジ好きのおじさん」が好んだ土臭いヴィンテージとは一線を画す。1950年代の洗練されたミッドセンチュリー家具に、1980〜90年代のポップカルチャーアイテム(レトロトイや旧世代のファストフードノベルティ)をミックスする「ハイブリッド型」が主流だ。部屋全体をアメリカン一色で固めるのではなく、あくまで現代的な機能性家具と合わせるバランス感覚が鍵を握る。無機質なゲーミングデスクの横にヴィンテージのペプシコーラ時計が掛けられ、スマートスピーカーの隣で70年代のネオン管が怪しい光を放つ。これこそが2026年の東京の部屋を象徴する光景だ。
デジタル疲れの令和世代が熱狂する「不便でポップなアメリカ」—2026年、なぜ原色のレトロカルチャーが日本の住空間を侵食し始めたのか
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