2005年の出来事を総ざらい!愛知万博・郵政解散から脱線事故の真実

2005年の出来事を総ざらい!愛知万博・郵政解散から脱線事故の真実

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2005年は、インターネットがサブカルチャーの枠を飛び出し、大衆文化の主役に躍り出た記念碑的な年です。その象徴が、大型電子掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」の書き込みから生まれた『電車男』の爆発的ヒットでした。アキバ系オタク青年の純愛劇が書籍化・映画化され、フジテレビ系列で放送された連続ドラマ(伊藤淳史・伊東美咲主演)は最終回視聴率25.5%を記録。ネットスラング「萌え〜」が新語・流行語大賞のトップテンに入り、秋葉原のメイドカフェ文化が一気にお茶の間へ浸透しました。

また、政治と生活様式が直結したトレンドとして「クールビズ(COOL BIZ)」が提唱されたのも2005年です。環境省の主導により、夏場の冷房温度を28度に設定し、ノーネクタイ・ノージャケットで執務を行うスタイルが定着。新語・流行語大賞の年間大賞を受賞し、日本のビジネスファッションを根底から変革しました。当時の流行語には他にも「小泉チルドレン」「想定内(外)」「ブログ」など、時代の変革を物語る言葉が並びました。

音楽シーンでは、日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』の主題歌として結成されたスペシャルユニット、修二と彰の『青春アミーゴ』が年間シングル売上1位(約160万枚)を記録。ケツメイシの『さくら』、ORANGE RANGEの『*〜アスタリスク〜』、レミオロメンの『粉雪』、BUMP OF CHICKENの『プラネタリウム』などが街中に響き渡り、着うたフルやCD文化が融合した名曲揃いの年となりました。またアニメ界では、テレビ朝日系『ドラえもん』の主要声優陣(大山のぶ代氏ら)が26年ぶりに一斉交代し、水田わさび氏ら新世代へとバトンが渡されたのもこの年の4月でした。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。