かんざしを自在に使いこなすためには、TPOに合わせたスタイル設計が欠かせません。ここでは、浴衣や着物のお出かけから普段使いまで、ミディアムヘアで特に人気の高い2大アレンジの具体的なテクニックを解説します。
1. ミディアムヘアで作る夜会巻き(フレンチツイスト風):
ミディアムヘアの夜会巻きかんざしスタイルは、後頭部の毛束をタイトにねじり上げていくのがポイントです。髪全体を左寄りでまとめ、右方向へ向かってきつく上向きに巻き上げます。余った毛先はねじり目の中に折り込んで隠し、かんざしを右側のねじり目から左方向へ差し込み、地毛をすくいながら右へ倒して奥深くまで差し込みます。衿足の短い毛が落ちてくる場合は、事前にハードスプレーを吹きかけておくか、スモールピンで見えない位置を固定しておくと端正なシルエットが持続します。
2. 崩れないお団子シニヨン(和装・浴衣向け):
かんざしのお団子が崩れないコツは、「ループ状お団子(お団子結び)」をベースにすることです。ゴムでポニーテールを結ぶ際、最後を毛先まで引き抜かずに輪っか状(ループ)で留めます。残った毛先をゴムの結び目に巻き付けてピンで留めた後、そのお団子の中心部を貫通するようにかんざしを挿入します。この方法なら、浴衣のかんざしの付け方(ミディアム)や本格的な和装ヘアセットのかんざし留め方としても、花火大会や結婚式などで長時間歩き回っても全く崩れません。