返り点問題を解く際に最も確実でミスを防げるアプローチが、大手予備校でも推奨される「インデックス番号法」です。次の3ステップを機械的に適用してください。
ステップ1:上から視線を下ろし、何も付いていない字を読む
漢文は基本的に「上から下」へと読み進めます。返り点が付いていない漢字に行き当たったら、そのまま番号(①、②…)を振って読み進めます。
ステップ2:返り点が付いている字は「一旦スキップ」する
漢字の左下に「レ」「一」「上」「甲」などの返り点が付いているのを発見したら、その漢字は絶対に読まずに通過(保留)します。視線はそのまま下の文字へと進めます。
ステップ3:戻り条件が満たされた瞬間にジャンプバックする
保留したまま下へ進み、「レ点の直下の字」や「一が付いた字」を読んだ直後に、指定された戻り先へ跳びます。読んだ文字から順番に番号を振っていけば、どんなに複雑な長文であっても一文字も狂わずに読順が完成します。
また、送り仮名の読み方も重要です。漢字の右下に小さくカタカナやひらがなで記された送り仮名は、その漢字の読みに直結して発読します。例えば「読ム」であれば「よむ」と一続きに捉え、返り点で戻った際も送り仮名まで含めて発声するリズムを身体で覚えましょう。