市販薬を数日服用しても症状が治まらないときや、毎年同じ季節に鼻炎や皮膚炎が悪化するときこそ、専門医療機関への受診を検討するタイミングだ。とりわけ気管支喘息の兆候である長引く咳や、特定の食材を食べた直後の皮膚の違和感・消化器症状は、自己判断で放置すると急激に悪化する恐れがある。日常生活に支障をきたす前に、客観的な診断を受けることが不可欠だ。
受診先を選ぶ際、極めて重要な指標となるのが日本アレルギー学会が認定するアレルギー専門医の存在だ。内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科など複数の領域にまたがる病態を横断的に診断できるスペシャリストであり、最新の科学的根拠に基づいた個別化治療を提示してくれる。日本アレルギー学会の公式サイト等で公開されている専門医名簿を確認し、アクセスしやすく継続通院しやすいクリニックを選ぶのが確実だ。