回復食を口にした直後、キリキリとした激しい胃痛や膨満感に襲われるケースがあります。この主な原因は、胃酸過多と急激な咀嚼不足です。空っぽの胃に食べ物が入ると反射的に強い胃酸が分泌されますが、胃粘膜がまだ十分に保護されていないため刺激を受けてしまいます。
胃痛を防ぐためには、1口あたり最低30回以上噛んで唾液と混ぜ合わせること、そして冷たい飲食物を避け、すべて人肌以上に温めて摂取することが鉄則です。万が一胃痛が発生した場合は、無理に食事を続けず、温かい白湯を少しずつ飲んで横になり安静を保ちましょう。
また、近年広く定着した「16時間断食(オートファジー)」における回復食のタイミングについても留意点があります。16時間の空腹明けに摂る最初の食事は、まさにミニ回復食です。いきなり牛丼や菓子パンを胃に流し込むのではなく、まずは海藻スープやゆで卵、少量のナッツ類などを先に口にし、15分ほど間を置いてから主食へ進むことで、血糖値スパイクと脂肪蓄積を劇的に抑制できます。