「継続は力なり」の本当の由来と科学的根拠!習慣化と自己Pr例文まとめ

「継続は力なり」の本当の由来と科学的根拠!習慣化と自己Pr例文まとめ

「継続は力なり」の本当の由来と科学的根拠!習慣化と自己Pr例文まとめにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

「継続は力なり」という格言は、古くから伝わる故事成語やことわざと思われがちですが、実は大正から昭和初期にかけて活躍した宗教哲学者・住岡夜晃(すみおか やこう、1895–1949)の詩が直接のルーツです。

住岡夜晃が創設した仏教系思想団体「光明会」の青年たちに向けた代表的著作『讃仏の詩(さんぶつのうた)』第一集の冒頭には、次の一節が明確に記されています。

「青年よ強くなれ
牛の如く、象の如く、強くなれ
真に勇気あるものとなれ
苦難に屈するなかれ
待て、あせるなかれ
嵐の時代は去るであらう
決して失望するなかれ
念願は人格を決定す
継続は力なり」

この詩における「継続は力なり」は、単に「スキルを磨いて能力を高める」という技術論にとどまりません。「ひたむきに念願(信念)を持ち続ける姿勢そのものが、人間の品格と強固な人格を形成する」という、人間の生き方そのものを説いた哲学的メッセージでした。

ネット上や一部の書籍では「福沢諭吉が言った」「西洋の諺の翻訳である」といった説が散見されます。福沢諭吉が学問の重要性を説いた『学問のすすめ』の思想的親和性や、英語圏のことわざ「Continuity is power」が日本へ輸入された経緯と混同された結果、こうした誤説が広まったと考えられます。しかし、文献上の記録として明確にこのフレーズが刻まれているのは、住岡夜晃の『讃仏の詩』です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。