SNSや口コミサイトで時折見かける「ディナーロールはまずい」「パサパサしていて喉が詰まる」というネガティブな評価。数多くの実食調査とユーザーの声から見えてきたのは、味自体の問題というよりも「食べ方」と「鮮度劣化」に起因する誤解でした。
ディナーロールは保存料を使用していないため、購入日の翌日以降は急速に水分が抜け、生地の老化(でんぷんの再結晶化)が進みます。常温のまま時間が経過したパンをそのまま口にすると、どうしてもパサつきを感じやすくなります。また、マスカルポーネロールのようなリッチな油脂・乳製品の強い甘みを期待して食べると、素朴な味わいに物足りなさを覚えるケースも少なくありません。
本来のディナーロールは、トースターや電子レンジで適切に温め直す(リベイクする)ことで、外はサクッ、中は驚くほどふんわりもっちりとした焼き立ての食感に蘇ります。購入直後の鮮度をキープし、正しい温め方を実践することこそが、このパンを最高に美味しく味わうための最大の秘訣です。