ここからは、実際に手元で編み進めるための具体的なステップを解説します。テグスは作業中に絡まないよう、12個なら約50cm、30個なら約100cmを目安にカットして用意します。
1. 失敗しない「12個ビーズボール」の組み立て手順
12個構成は、4粒の輪を底面・側面・上面へと繋いでいくシンプルな3層構造です。
まず、テグスの中央にビーズを4粒通し、4粒目でテグスを交差させて最初の輪(底面)を作ります。次に、左右のテグスにそれぞれ1粒ずつ通し、新たな1粒で交差させます。これを繰り返して側面の立ち上がりを作り、最後は最初に作った底面のビーズを拾いながら残りのビーズで口を閉じます。テグスをしっかり引き締めると、自然とお椀型から球体へと収束します。
2. 美しい幾何学を描く「30個ビーズボール」の編み図攻略
ビーズボール30個の編み図は、すべての面が「5粒の輪(五角形)」で構成される正二十面体の構造(いわゆるフラーレン構造)をしています。編み方の鉄則は、常に「5粒の輪を作り続けること」と「隣り合う既存のビーズを正確に拾うこと」の2点に集約されます。
底面の5粒の輪からスタートし、第2段で周囲に5つの五角形を形成していきます。第3段で赤道部分を編み進め、第4段で上部をすぼませて最後の五角形を閉じる設計です。一段進むごとにテグスを通すべき隣接ビーズの数が1粒から2粒へと変化するため、編み図を見ながら「今、何粒の輪を作っているか」を常にカウントすることが成功への近道です。