急性期の激しい炎症が落ち着いた後や、日々の再発予防には、筋肉の柔軟性を取り戻すストレッチと物理的な負荷を分散するテーピングが極めて高い効果を発揮します。
■ 安全に行う短母指伸筋ストレッチ
痛む側の腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けます。親指を手のひらの内側に軽く折り込み、反対の手で親指の付け根をやさしく包みます。そのまま痛みの出ない範囲で、手首を小指側へ向かってゆっくりと引き下げていきましょう。前腕の外側から親指の付け根にかけて気持ちよく伸びている感覚があれば成功です。深呼吸をしながら20〜30秒キープし、1日数回行います。※強い痛みを感じる場合は直ちに中止してください。
■ 短母指伸筋テーピングの巻き方
伸縮性のあるキネシオロジーテープ(幅2.5cm〜3.75cm程度)を使用します。 親指の第1関節付近からスタートし、親指の外側を経由して手首の親指側(第1区画)を通り、前腕の中央部へ向かって少しテンションをかけながら貼ります。さらに手首周りに軽く1周アンカーテープを巻くことで、手首の過度な屈曲を防ぎ、短母指伸筋腱にかかる牽引力を大幅に軽減できます。