ネット検索で「彩玉 梨」と入力すると、さまざまな憶測や不正確な情報が散見されます。購入後に後悔しないために、よくある3つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「首都圏の大手スーパーなら普通に買える」という思い込み
結論から言えば、一般的な食品スーパーの定番売り場に彩玉が並ぶケースは極めて稀です。埼玉県内の大型スーパー(ヤオコーやイトーヨーカドー、イオンなど)の地場野菜コーナーや、都内百貨店の催事・高級果実専門店(新宿高野や千疋屋など)で極めて限定的に取り扱われる程度です。「普段の買い出しついでに見つけたら買おう」と考えていると、旬を完全に逃してしまいます。
誤解2:「新高のように大味で肉質が硬いのでは?」という先入観
大玉品種に対して「サイズばかり大きくて中身は大味、繊維質がゴリゴリしている」という印象を持つ方がいます。しかし前述の通り、彩玉の肉質は新高とは大きく異なります。芯周辺の硬い部分(石細胞)が少なく、外側から芯の近くまで均一に柔らかなシャリ感を楽しめます。大玉でありながら繊細な食感を持つ点が、この品種の特筆すべき強みです。
誤解3:「大きいから常温で何週間も保存できる」という油断
10月以降に出回る新高梨は貯蔵性が高く、冷暗所で長持ちすることで知られています。しかし彩玉の収穫期は晩夏の8月下旬であり、外気温が非常に高い時期です。果汁が多く水分活性が高いため、常温放置すると鮮度の劣化が早く進みます。購入後はすぐにビニール袋やラップで包んで乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で冷やして1週間を目安に食べ切るのが鉄則です。