烏山頭ダムが建設されてから一世紀近くが経過した現在も、施設は現役のインフラとして広大な農地へ命の水を送り続けている。八田が描いた理想の「水利王国」は、時代を超えて台湾の食糧基盤を支え、人々の暮らしを守る揺るぎない基盤となった。
ダムの湖畔には、今も静かにたたずむ八田與一の銅像がある。胸を張る威圧的な姿ではなく、作業着姿で腰を掛け、頭を抱えながら工事の構想に頭を悩ませる人間味あふれるポーズだ。権力や名声ではなく、目の前の現場と人々の暮らしに寄り添い続けた技術者の誠実さ。それこそが、台湾の人々が今も彼を愛し、感謝し続ける真の理由にほかならない。 (出典: 台湾 ダム 八田(Yahoo!ニュース))
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