市販されている一般的な学習用辞書とベネッセ製品との最大の違いは、教育サービス全体とシームレスにリンクしている点にある。他社の国語辞典が単体本としての完成度を競い合う一方で、ベネッセは長年の通信教育事業で蓄積された膨大な学習ビッグデータをフルに活用している。子どもたちがどの言葉で躓き、どのような文法構造に疑問を抱くのか、何万人もの学習履歴データに基づいて紙面が再編集されているのだ。
さらに、同社が展開するデジタルコンテンツ「まなびライブラリー」との相乗効果も見逃せない。紙の辞書を手元でめくりながら調べた知識をデジタル端末上で即座に深掘りし、関連する電子書籍や映像資料へスムーズにアクセスできる学習環境は、他社の追随を許さない圧倒的なアドバンテージと言える。