ネット上の掲示板やSNS、動画プラットフォームに寄せられたネットの声とファンの反応を分析すると、ジュリーのものまねに対する視聴者の意識には世代間で興味深い差異が見られます。
昭和の全盛期をリアルタイムで体験した60代〜70代の往年ファンからは、「コロッケのは面白いけれど、本物のジュリーの気品までは出せない」「英二さんの声を聴いたときは思わず涙が出た。あの切ない歌い回しは本物に近い」といった、本人のカリスマ性を神聖視する意見が多く見受けられます。
一方で、ものまね番組を通じて初めて沢田研二の楽曲に触れた40代以下の世代からは、次のようなポジティブな意見が多数を占めています。
- 「神奈月がカサブランカ・ダンディでウイスキーを吹き出すのを見て爆笑し、本家の映像をYouTubeで探したら色気が凄すぎて沼にハマった」
- 「令和の音楽番組にはない大胆な演出と名曲の強さを、ものまね芸人たちが語り継いでくれている」
- 「勝手にしやがれの間奏の手拍子や帽子投げは、ものまねで知ってカラオケの定番になった」
ものまねが単なる笑いの消費にとどまらず、偉大なオリジナル楽曲の魅力を次世代へリレーする「文化の伝承装置」として機能していることが現場のリアルな声から浮き彫りになっています。