Q1:配当利回りが5%〜6%を超える銘柄を見つけました。すぐに買いですか?
A1:飛びつくのは極めて危険です。日本市場における健全な優良株の利回りは概ね3%〜4.5%程度です。異常に高い利回りがついている場合、業績悪化に伴う株価急落によって計算上の利回りが跳ね上がっているケース(バリュートラップ)が大半を占めます。必ず「配当性向」「過去の増配・減配履歴」「今期の純利益見通し」を確認してください。
Q2:権利付き最終日の直前に買って、配当をもらったらすぐ売るのは得策ですか?
A2:おすすめできません。権利落ち日には、支払われる配当金の分だけ理論上株価が下落(配当落ち)するため、売買手数料や税金を考慮すると短期売買で利益を残すのは困難です。高配当株の真価は、数年単位の長期保有によって増配の恩恵を享受し、買い付け利回りを育てていく過程で発揮されます。
Q3:新NISAの成長投資枠で配当金を受け取る場合、確定申告は必要ですか?
A3:原則として確定申告は不要です。新NISA口座内で生じた配当金は完全に非課税となります。ただし、証券会社の受取方式を「株式数比例配分方式」に設定していない場合、郵便局受取や銀行口座受取では課税(約20.315%)されてしまうため、購入前に証券会社の設定画面を必ず確認してください。