SNSやファンのコミュニティ、現地取材を通じて蓄積された声からは、雨天時のマツダスタジアムにおける過酷さと、同時に屋外球場ならではの熱狂という二面性が浮かび上がってきます。
「小雨程度ならスタンド全体が赤いポンチョで埋め尽くされ、異様な一体感と盛り上がりを見せる。水しぶきを上げて滑り込む選手の泥だらけのプレーはドームでは絶対に味わえない感動がある」(30代男性・年間指定席保持者)という肯定的な手記がある一方、準備不足によって苦い経験をしたファンの声も少なくありません。
「新幹線で遠征したが、広島に着いた瞬間に雨脚が強まり、試合開始30分前に無情の中止発表。コンコースの雨宿りスペースは人で溢れかえり、身動きが取れなかった」(40代女性・関東からの遠征組)、「足元が完全に対策不足で、靴の中まで浸水して寒さで試合に集中できなかった」といった失敗談は枚挙にいとまがありません。
当日の観戦を決行するか否かの判断には、広域予報ではなく広島市南区の天気予報を1時間ごとのピンポイントデータで注視し、雨雲レーダーの推移とカープ試合速報による本日の開催状況の公式発表を逐一リロードして突き合わせるリアルタイム監視が欠かせません。