吉田拓郎氏のキャリアにおいて、1990年代後半のバラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)での活躍は、新たなファン層を開拓する大きな転換点となりました。当時まだ10代だったKinKi Kids(堂本光一さん・堂本剛さん)との出会いは、拓郎氏自身にも強烈な刺激を与えました。
父親ほど年齢の離れた2人に対し、拓郎氏はギターのコード進行から音楽作りの楽しさまでを手取り足取り教え込みました。その絆から誕生した名曲「全部だきしめて」は、番組のテーマ曲として大ヒットを記録し、KinKi Kidsの代表曲の一つとしても長く愛されています。
2022年7月に放送された特番『LOVE LOVE あいしてる 最終回・完全生放送スペシャル』では、拓郎氏が最後のテレビ出演を果たし、KinKi Kidsと感動的なセッションを披露しました。「彼らと出会えたことが僕の人生の宝物」と語る拓郎氏の言葉通り、世代を超えた友情は今もなお固く結ばれています。