脚関節全体を大まかに指す場合、確かに「knee」で意図は通じる。しかし、医学的な見解においては Knee (解剖学) 的な関節構造と、表面の部位表現を区別することが標準だ。例えば、皿と呼ばれる部分は「kneecap」、あるいは解剖学用語として 膝蓋骨 (Patella) と呼ばれる。膝裏を指すなら「back of the knee」や「popliteal fossa」といった表現が自然だ。
日常英会話で特に日本人が間違えやすいのが「lap」と「knee」の混同である。「knee」は関節そのものを指すが、座ったときに太ももから膝にかけてできる水平な上面は「lap」と呼ぶ。子供を膝の上に抱っこする行為は「sit on my lap」であり、「sit on my knee」では骨の上に乗せるような不自然なニュアンスを生む。こうした細やかな使い分けを知ることが、会話の自然さを左右する。