緑黄色野菜の定義とは?色の濃さではない基準と淡色野菜の違い

緑黄色野菜の定義とは?色の濃さではない基準と淡色野菜の違い

緑黄色野菜の定義とは?色の濃さではない基準と淡色野菜の違いの真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

厚生労働省の基準には、「可食部100gあたりのβ-カロテン量が600μg未満であっても、1回に食べる量や食べる頻度が多く、結果としてβ-カロテンの供給源として重要な野菜は緑黄色野菜とする」という特例ルールが設けられています。

その代表格がトマト(約540μg/100g)やピーマン(約400μg/100g)です。これらは単体の数値こそ600μgに届かないものの、食卓に上る頻度と1食あたりの重量が多いため、公的に緑黄色野菜として扱われます。

一方で、ナスやキュウリ、キャベツなどは「淡色野菜」に分類されます。ナスは皮こそ鮮やかな濃紫色ですが、可食部の大半を占める果肉部分は白く、β-カロテン量は100gあたり約100μg前後にとどまるためです。外見のインパクトに惑わされず、果肉に含まれる成分密度で見分ける必要があります。

野菜名分類区分β-カロテン当量(可食部100g中)分類の理由・栄養的特徴ニンジン(皮つき生)緑黄色野菜約8,600μg基準値(600μg)を圧倒的に超過。緑黄色野菜の代表格。ほうれん草(生)緑黄色野菜約4,200μg基準の7倍。鉄分や葉酸も極めて豊富。西洋カボチャ(生)緑黄色野菜約4,000μg果肉全体がカロテンの宝庫。ビタミンEも豊富。トマト(生)緑黄色野菜(特例)約540μg基準値未満だが、喫食量・頻度が高いため指定。リコピンも豊富。ナス(生)淡色野菜約100μg皮はナスニン(アントシアニン系)だが果肉のカロテンは微量。キュウリ(生)淡色野菜約330μg表面は濃い緑色だが果肉が白く基準値未達。水分補給に適する。
山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。