本格的なテレビ出演の契機となったのが、日本テレビ放送網などで放送された『竹村健一の世相講談』への起用だった。当代随一の毒舌と鋭い舌鋒で知られた評論家・竹村健一の横に並び、アシスタントを務めることは、多くの若手キャスターにとって恐怖に近い重圧だったはずだ。しかし、彼女は決して怯まなかった。
パイプを燻らせながら持論を展開する竹村のペースに呑まれることなく、要所で的確な合いの手を入れ、時に鋭い疑問を投げかける。当時のテレビ放送業界において、女性アシスタントは「マスコット的な添え物」として扱われることが通例だったが、小池はその固定観念を根底から覆した。物怖じしない堂々とした受け答えと知的な切り返しは視聴者に強い印象を残し、彼女の名前は業界内で一気に知れ渡っていった。