現代に通じる婚約指輪の基礎を築いたのは、1886年にチャールズ・ルイス・ティファニーが発表した「ティファニー セッティング」だ。一粒のダイヤモンドを6本の繊細な爪で高く持ち上げ、あらゆる方向から光を取り込む革新的な構造は、指輪の歴史を永遠に変えた。
銀幕の不朽の名作『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany's)で描かれた眩い世界観は、時代を超越した憧れの象徴だ。ティファニー(Tiffany & Co.)が提示したクオリティとデザインの美学は、今なお世界中のカップルにとって指輪選びの道しるべであり続けている。
フランスの王室御用達として名を馳せるカルティエ(Cartier)は、プラチナという貴金属をジュエリー界へ本格的に導入した先駆者だ。重厚な気品を漂わせる彼らの結婚指輪(マリッジリング)は、世代を超えて受け継がれる強靭な美しさを誇り、ブライダルジュエリー業界の指標であり続けている。