この場所が他のリノベーションカフェと決定的に異なるのは、空間を構成するマテリアルそのものを購入・体感できる点だ。運営母体である株式会社友安製作所が手掛ける洗練されたタイル、真鍮のドアノブ、輸入壁紙が店内の至る所に散りばめられている。
友安貴史氏が掲げた「インテリアとDIYをもっと身近に」という哲学は、客席のテーブルや照明の一つひとつに直結している。座り心地の良いチェアを試し、気に入ったパーツのカタログをめくりながら料理を待つ。インテリア・DIY業界のクラフトマンシップと飲食・カフェ業界のホスピタリティが融合した体験は、自宅の模様替え意欲を強烈に刺激する。