複雑化する子どもの感情を可視化する取り組みとして、人気アニメーション映画『インサイド・ヘッド』のアプローチが子育て家庭で注目を集めている。作中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリといった感情がキャラクターとして描かれているが、これを家庭内の会話に取り入れる手法だ。
「今、心の中にイカリちゃんが大きく膨らんでるのかな?」と子どもに問いかけることで、子ども自身が自分の感情を客観視する練習(メタ認知)になる。怒りに呑み込まれるのではなく、「感情を観察する」視点を持つ訓練だ。
また、長年親しまれているNHK Eテレの育児番組『すくすく子育て』でも、4歳児のメンタルケアに関する特集が繰り返し組まれている。番組内で紹介される「子どもの感情を否定せず、実況中継するように寄り添う」手法は、多くの親たちから「家庭での具体的な対応が見えて心が軽くなった」と大きな反響を呼んでいる。