一族のストーリーを語る上で欠かせないのが、元妻・辺見マリと娘・辺見えみりの存在だ。1970年代に一世を風靡した辺見マリは、そのエキゾチックな魅力と歌唱力で歌謡界に旋風を巻き起こした。西郷との結婚・離婚を経てもなお、互いに対する敬意は失われなかった。
二人の間に生まれた辺見えみりは、洗練されたファッションセンスと飾らないトーク力で、タレントやプロデューサーとして独自の地位を確立。父・西郷輝彦の凛としたオーラと、母・辺見マリの魅惑的な感性を併せ持つ彼女の活躍は、親から受け継いだ表現者のバトンがしっかりと次世代に手渡されていることを証明している。