多くの観光客が素通りしてしまうエリアにこそ、京都本来の奥深さが潜んでいます。新幹線の乗車前やチェックイン前のわずか2時間で散策できるルートとして、地元ライターが強く推薦するのが東本願寺の飛地境内である渉成園(枳殻邸)です。
東本願寺から東へ徒歩約3分に位置する渉成園は、国の名勝にも指定された池泉回遊式庭園。四季折々の花々が咲き誇り、池越しに京都タワーを借景として望む絶妙な構図は、駅前の喧騒を忘れさせる静寂に満ちています。東本願寺のダイナミックな木造建築「御影堂」を拝観した後、渉成園へと足を伸ばすルートは、混雑に煩わされずに古都の情緒へ没入できる最高の穴場スポットです。
さらに、西本願寺の境内南側にひっそりと佇む滴翠園周辺や、塩小路通沿いに点在する昭和レトロな長屋を改装した路地裏カフェなど、駅から徒歩10分圏内にはディープな京都カルチャーを体感できる拠点が目白押しです。