社会的な大反響とともにネット上で過熱したのが、「投稿者の正体は誰なのか」という詮索でした。一部の掲示板やSNSでは「野党関係者の自作自演ではないか」「特定の政治活動家が仕掛けた世論工作ではないか」といった根拠のない陰謀論や憶測が飛び交いました。
しかし、その後の大手週刊誌や報道各社の粘り強い取材によって、投稿者の人物像が明らかになっています。実際に取材に応じた投稿者は、東京都内に暮らす30代前半の一般的な既婚会社員女性でした。政治的な意図や特定の団体とのつながりは一切なく、育児休業からの職場復帰を目前に控え、認可保育園の不承諾通知(落ちた通知)を受け取って途方に暮れていた当事者その人だったのです。
当時の報道インタビューにおいて、投稿者の女性は「感情のままに乱暴な言葉を使ってしまったことへの反省はある」と述べつつも、「あの言葉でなければ、見向きもされずに埋もれていたはず。多くの人が同じ痛みを抱えていることを知ってほしかった」と胸中を明かしています。普通の生活者が発した飾らない絶望の叫びだったからこそ、利害関係を超えて何万人もの子育て世代の心を揺さぶったのが真相です。