事件当日、パチンコ店内の防犯カメラ映像に映っていた男の挙動は、今見返しても極めて異様だ。男は黒っぽいジャンパーにスラックス姿、頭にはサングラスを載せ、指先には煙草を挟んでいた。店内のベンチに腰掛け、周りを気にする様子を見せた後、一人で遊んでいたゆかりちゃんに接触。親しげに指をさして店外へと連れ出している。
この人物を特定する最大の鍵とされているのが、その歩き方だ。股関節を左右に揺らしながら歩く独特の足取りが、アニメのキャラクターを思わせることから「ルパン似の男」という通称がついた。群馬県警察はこの歩容特徴に着目し、現代の歩容認証システムを用いて過去の不審者データとの照合を続けている。身長は158〜165センチメートル程度と比較的小柄で、当時の推定年齢は30代から50代。現在生存していれば60代から80代に達している計算だ。