公式発表がないにもかかわらず、なぜ「ポケモンカード ポケット Switch 対応」や「ポケカアプリ 任天堂スイッチ 噂」といった言説が定着したのでしょうか。ネット上のコミュニティ動向と過去のリリース事例を分析すると、主に3つの要因が浮かび上がります。
第1の要因は、『Nintendo Switch Online』で配信中の過去作との混同です。ゲームボーイ用ソフトとして人気を博した名作『ポケモンカードGB』がSwitch向けに復刻配信された際、ニュースの見出しやSNSの投稿において「Switchでポケカが遊べる」という情報が拡散しました。この過去作の話題と、新作アプリであるポケポケのリリース情報がライト層の間で混同され、「ポケポケがSwitchに登場した」という誤認を生む土壌となりました。
第2の要因は、他のポケモン関連タイトルにおけるマルチプラットフォーム展開の前例です。具体例として、『Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)』や『Pokémon Café ReMix(ポケまぜ)』は、スマートフォン版とNintendo Switch版の両方で展開され、ニンテンドーアカウントを介したデータ共有が実現しています。この実績から「同じDeNAやポケモン関連のアプリであれば、ポケポケもいずれSwitchへ移植されるはずだ」という期待先行の推測が一人歩きしました。
第3の要因は、SNSや動画プラットフォームにおける非公式リーク情報の拡散です。「ポケポケ Switch 互換性」や「アカウント連携 Switch」といったキャッチーな見出しを冠した非公認の検証動画やまとめ記事が拡散されたことで、真偽を確かめずに信じ込んでしまったユーザーが一定数存在したことが挙げられます。