耳裏への施術を検討する際、誰もが直面するのが「痛みの度合い」に対する不安です。結論から言えば、耳の裏側は皮下脂肪が極めて薄く、頭蓋骨の乳様突起(耳の後ろの骨)に針の振動がダイレクトに伝わるため、独特の鋭い痛みを伴います。
実際に施術を受けた人の証言やタトゥーアーティストの解説によると、その感覚は「細い針でカリカリと骨を引っ掻かれているような痛み」「歯医者で歯を削られているときの骨の響きに近い」と表現されます。腕や太ももといった筋肉・脂肪の厚い部位に比べると神経の伝達がダイレクトであり、痛覚の鋭さ自体は上位に位置します。
ただし、耳裏タトゥーはコインサイズ(500円玉大以下)のワンポイントが選ばれるケースがほとんどです。実際の針入れ時間はおよそ10分から30分以内で完了するため、「強い痛みではあるものの、我慢できる短時間で終わる」というのが現場での共通認識となっています。