國學院高校の入試システムは、大きく「推薦入試」と「一般入試(第1回・第2回・第3回)」に分かれます。推薦入試に出願するための國學院高校推薦基準・内申点は、中学校での成績が厳格に問われます。
例年の出願基準の目安としては、調査書の評定において3科(英数国)13以上、5科22以上、9科38以上(※年度ごとの募集要項により微変動あり)といった高い内申基準が課されます。加えて欠席日数制限や行動の記録に関する条件も厳格に定められており、中学校生活全般において模範的な生活を送ってきた生徒でなければ土俵に上がることすら叶いません。
一方、都内や神奈川・埼玉の受験生が最も注目するのが「國學院高校併願優遇の基準」です。多くの私立高校で導入されている併願優遇ですが、同校の制度設計には決定的な注意点が存在します。同校の優遇措置は、内申基準を満たせば合格が保証される「確約型(書類選考型)」ではなく、一般入試本番の得点に一定の数値を加算する「加点優遇方式」が基本となっています。
つまり、内申点をクリアして優遇資格を得ていたとしても、入試当日のペーパーテストで大崩れしてしまえば、容赦なく不合格判定が下されます。公立第一志望者が「併願優遇を取ったから安心だ」と慢心し、過去問対策を怠った結果として涙をのむ事例が後を絶ちません。出願基準を満たすことはスタートラインに過ぎず、本番で6割以上の得点を叩き出す実戦力が求められます。