液体の処理が完了した後のボトル容器は、複数の素材が複雑に組み合わさった成形品です。これをそのまま「ビンゴミ」のコンテナへ放り込むのは分別違反にあたります。
遮光瓶本体の素材と処理手順
ジェルネイルの瓶は、光による自然硬化を防ぐために黒や白の特殊塗装が施された遮光ガラス瓶、あるいは不透明な肉厚プラスチック容器で作られています。内部にジェルがべったりと残り、拭き取れない状態である場合、多くの自治体では資源回収の「空き瓶」としては受け入れられず、「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」あるいは「燃やすゴミ」への分類を指定されます。
もし容器を資源ゴミとして出したい場合は、ウッドスティックや綿棒で底の残液を掻き出し、微量のアセトンやエタノールを注いで軽くすすぎ、キッチンペーパーに吸わせて中身を空にしなければなりません。ただし、過度な溶剤洗浄は水道管や室内環境を汚染するリスクを伴うため、少量残存している小瓶であれば、中身を拭える範囲で除去した上で「不燃ゴミ」としてそのまま出す運用が実務上もっとも安全です。
筆付きキャップ・ハケの分解ルール
ボトルの蓋部分は、プラスチック製の外装キャップ、ナイロン製のハケ(ブラシ)、金属製の留め具で構成されています。これらは原則として「可燃ゴミ(またはプラスチック製容器包装)」に分類されます。キャップからブラシ部分が引き抜ける構造の場合は分離し、どうしても外れない複合素材の場合は、自治体が定める「最も比率の高い素材(通常はプラスチック)」のゴミ区分に従って廃棄してください。