鉄道アクセスにおいて、大阪教育大前駅が「不便」と評される最大の要因は、近鉄大阪線の種別停車パターンにあります。同駅に停車するのは普通・準急・区間準急の3種別のみ。通勤時間帯や日中に多く運行される「急行」や「快速急行」は通過するため、時刻表を事前に把握していない利用者からは「電車がなかなか来ない」という不満が生じがちです。
日中時間帯の運行頻度は、区間準急と普通を合わせて1時間に概ね4本から5本が確保されています。大阪都心部への移動に関しても、隣の河内国分駅で急行に乗り継ぐダイヤ設計が組まれており、鶴橋駅まで約25分〜30分、大阪上本町駅へも30分前後で直通・連絡します。つまり、「電車の本数が1時間に1本しかないローカル駅」というネット上の言説は明らかな誤解です。
一方で注意を要するのは終電と夜間の運行間隔です。22時以降の下り列車(名張・榛原方面)および上り列車は運行本数が絞られ、乗り継ぎのタイミングを逃すと待ち時間が20分近く生じるケースも見られます。都心部で深夜までアルバイトや交友関係を持つライフスタイルを想定している場合、この運行間隔の制約が日常的なストレス要因になり得る点は否定できません。