絢香「にじいろ」歌詞の意味と誕生秘話|なぜ今も背中を押し続けるのか

絢香「にじいろ」歌詞の意味と誕生秘話|なぜ今も背中を押し続けるのか

絢香「にじいろ」歌詞の意味と誕生秘話|なぜ今も背中を押し続けるのかの全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

「にじいろ」が誕生したきっかけは、2014年上半期に放映されたNHK連続テレビ小説『花子とアン』への楽曲提供オファーでした。ドラマは『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子の波乱万丈な生涯を描いた作品であり、主演の吉高由里子をはじめ豪華キャストが織りなす情熱的なストーリーが国民的な話題を集めました。

制作当時、オファーを受けた絢香は制作陣から渡された台本を丹念に読み込み、明治・大正・昭和の激動期を前向きに進んだヒロインの姿に強く共鳴したと語っています。当時の音楽誌や特別番組のインタビュー記録によると、絢香は「台本を読み進めるうちに、主人公のひたむきな明るさと、どんな困難な状況でも決して失われない希望の光が自然とメロディと言葉を引き出してくれた」と振り返っています。

同時に見逃せないのが、絢香自身のアーティストとしてのバイオグラフィです。バセドウ病の治療に伴う長期活動休止を経て、自主レーベル「A stAtion」を設立して復帰した彼女にとって、この時期はまさに自らの足で新たな音楽人生を切り拓いていく再始動のフェーズでした。主人公・花子の歩みと、自らが経験した苦悩と再生のプロセス。このふたつの人生がシンクロしたからこそ、机上の空論ではない、血の通った生の言葉が歌詞へと昇華されたのです。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。